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読書ガイド · 目標 5 · ジェンダー平等

イザベルのきらめくアイデア

6〜14歳

家庭と先生のための無料の読書ガイド:年齢別の問い、言葉、アクティビティ。

『イザベルのきらめくアイデア』の表紙

この物語について

文:Ricardo Alcántara(Premio Lazarillo) 絵:Noemí Villamuza (Premio Junceda)

『イザベルのきらめくアイデア』は、国連のSDGsに1冊ずつ対応するEco Heroesの絵本17冊の第5巻で、目標5「ジェンダー平等」を扱います。文はRicardo Alcántara、絵はNoemí Villamuza。英語版の題名は Isabel's Bright Ideas です。イザベルには、世界がまだ受け入れる準備のできていないアイデアがありました。黙れ、小さくなれ、合わせろと言われます。でも、きらめくアイデアは閉じ込められない。彼女のアイデアは周りのすべてを変えていきます。「女の子だから」「男の子だから」という言葉を聞き始めた年齢の子どもに、その言葉がどこから来るのかを考えさせる一冊です。このガイドには、年齢帯ごとの問い、言葉の説明、数えて確かめる3つの活動をまとめました。絵本は会員ライブラリーの一部です。

話し合うテーマ

  • ジェンダー平等
  • 声を上げること
  • 黙れと言われても
  • アイデアの力
  • 物事を決める場にいるのはだれか

話し合いの問い

6〜8歳

  1. イザベルは「小さくなれ」と言われました。小さくなるって、どういうことだと思う?
  2. きみのアイデアを、だれかが聞いてくれなかったことはある?そのとき、どんな気持ちだった?
  3. 「男の子向け」「女の子向け」と言われる遊びやおもちゃはあるかな。本当にそうだと思う?
  4. きみのきらめくアイデアを一つ教えて。それをだれに聞いてほしい?

9〜11歳

  1. 世界が「まだ受け入れる準備ができていない」アイデアって、どんなもの?昔はだめで今は当たり前のことを挙げてみよう。
  2. 「男の子向け」「女の子向け」と言われる仕事や教科はある?そういう考え方はどこから来ていると思う?
  3. イザベルのアイデアは周りのすべてを変えました。一人のアイデアが広がるには、何が必要?
  4. クラスで物事を決めるとき、発言しているのはだれが多い?数えてみたことはある?

12〜14歳

  1. 国会の議席のうち女性は27.4%です(2026年1月1日時点)。人口の半分が議席の4分の1あまりしか持たないと、どんな決まりが生まれやすい?
  2. 国連のターゲット5.5は、政治や経済、公共の「あらゆるレベル」の意思決定への女性の参画を求めます。きみの学校の児童会や生徒会、部活動では、だれが決めている?
  3. 黙れ、小さくなれ、合わせろ。この3つの圧力のうち、今の社会でいちばん強いのはどれだと思う?
  4. ターゲット5.1は、女性と女児へのあらゆる差別をなくすこと。法律で禁じても残る差別があるとすれば、それはなぜ?

覚えたい言葉

ジェンダー
「女らしい」「男らしい」のように、社会が性別に結びつけている役割やイメージ。
平等
だれもが同じ権利とチャンスを持ち、同じように大切にされること。
差別
性別や見た目などを理由に、人を不公平に扱うこと。
意思決定
何をするか、どうするかを決めること。会議や投票など。
参画
決める場に加わり、意見を言い、実際に動かすこと。
リーダーシップ
みんなを導き、方向を決める役割。
国会
国の法律を決める場所。選挙で選ばれた人が集まる。
固定観念
「女の子はこう」「男の子はこう」のように、確かめずに決めつけた考え。
アイデア
新しい思いつきや考え。まだだれも試していないこともある。

アクティビティ

30分

声の数をかぞえよう

用意するもの

  • 紙
  • 鉛筆
  • 定規
  • 色鉛筆2色

手順

  1. 児童会や生徒会、スポーツクラブ、新聞の一面など、物事が決められる場を1つ選びます。
  2. 女性と男性が何人ずついるか数え、簡単な棒グラフにします。
  3. 同じ場で、実際に発言した回数も数えられるなら、もう一本グラフを足します。
  4. 気づいたことを話し合います。人数と発言の数は、同じだった?
  5. 一週間後に別の場で数え直し、グラフを並べて比べます。

25分

「受け入れる準備ができていなかった」年表

用意するもの

  • 紙
  • 鉛筆
  • 家族や先生への質問

手順

  1. 身近な大人に、子どものころ「女の子には無理」「男の子には似合わない」と言われたことを聞きます。
  2. 聞いた話を、おおよその年代順に紙に並べます。
  3. 今では当たり前になったことに丸をつけます。
  4. まだ変わっていないことを一つ選び、イザベルならどうするか話します。

15分

アイデアを言葉にする練習

用意するもの

  • 紙
  • 鉛筆

手順

  1. 学校や家を良くするアイデアを一つ、一文で書きます。
  2. 「子どもの意見だから」と聞き流されそうになったときの返し方を、3通り考えます。
  3. ペアで役を交代しながら、実際に声に出して練習します。
  4. いちばん伝わった言い方を選び、本当に伝えたい相手を決めます。

目標5とのつながり

目標5は、ジェンダー平等の達成を求めます。ターゲット5.5は、あらゆるレベルの意思決定への女性の参画と平等なリーダーシップの機会を確保すること。その土台がターゲット5.1、あらゆる差別の撤廃です。国会の議席に占める女性の割合は27.4%(2026年1月1日時点)。『イザベルのきらめくアイデア』は、その数字を一人の女の子の声から考えさせます。

目標5「ジェンダー平等」のすべて →

よくある質問

『イザベルのきらめくアイデア』は何歳向けですか?

6歳ごろから読み聞かせとして、14歳ごろまでひとり読みとして楽しめます。「女の子だから」という言葉を聞き始めた低学年にも、意思決定の話ができる中学生にも使えるよう、このガイドの問いは6〜8歳、9〜11歳、12〜14歳の3つの年齢帯に分けています。

絵本はどうやって読みますか?

『イザベルのきらめくアイデア』は、Eco Heroesの家族プランまたは学校プランに含まれる17冊の絵本の1冊で、スマートフォンやタブレット、パソコンのブラウザで読みます。刊行は英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、カタルーニャ語、デンマーク語の8言語で、日本語版はないため、絵本そのものは英語版で読みます。この読書ガイドと、サイト、ゲーム、クイズ、動画、授業案は日本語で使えます。

このガイドの数字はどこから来ていますか?

このサイトの目標5のページからです。同ページは「持続可能な開発目標(SDGs)報告2026(UN DESA)」を出典とし、数値は2026年7月発表のものです。目標ページが更新されたときに、このガイドも更新します。

本を全部読む

『イザベルのきらめくアイデア』は、家族プランまたは学校プランのメンバー向けEco Heroesライブラリーで読めます。このガイドは公開されています。家庭でも教室でも自由にお使いください。